NPO法人はるは
「教育×福祉で未来に貢献する」という理念を軸に、
学習塾・フリースクール・放課後等デイサービス・
コミュニティスペースの運営などを行っています。
すべての子どもたちが
「個」に合わせた成長のサポートを受けて、
社会に参画しながら幸福に生きていくための
力をつけていくことができる社会
- 子どもたちの「個」の成長を支える -
子どもの成長はそれぞれ違う。
だから、それぞれの成長に合った
サポートをしていきたい。
子どもたちが健全な自尊感情を育てながら、
安心して学び、育つ場を作っていく。
- 子育ての社会的課題を解決する -
親子が幸福な関係を築きながら、
子どもが幸福な人生を生きていくための、
社会的・教育的・福祉的ハードルを排除していく。
そのために新しい時代に合った
「教育」×「福祉」の形を学び、実践し、
提案し、創造していく。
私たちは、この山鼻地区で小さな学び舎ではありますが、地域に根ざして、多くの子どもたちと関わり学びあってきました。
子どもたちとの関わりは、私にとっても大変楽しく、有意義なものでしたし、子どもたちに対しても多少なりとも貢献してこられたのではないかという自負もあります。一方で様々な疑問を抱くこともありました。
これからの時代に詰め込みで知識を植え付ける学びが果たして重要なのだろうか。大人が学びを押し付けることで、逆に学ばない子どもたちを増やしているのではないか。学力差や個性の差、生まれ育った環境の違いなどが逆に偏見や劣等感を生み出すような環境に子どもたちの身を置かせてしまっていないか。
そのような疑問にぶち当たることで、公教育を補完するものとしての学習塾がどのような役割を担えばいいのか。民間の学習塾だからこそ、柔軟に時代の変化に対応した学びのあり方を模索することができるのではないか思うようになりました。
そもそも人は多様です。生まれも育ちも、能力も性格も、性別も年齢も、学校も家庭環境も。そもそも人は多様なのだから、子どもたちは多様な環境で育ったほうがいいのではないでしょうか?
同じ学年でいつも一緒の友達と、同じことを学び、同じような経験をし、一致団結を求められ・・・そういう経験も必要かもしれませんが、そうでない経験も必要ではないでしょうか?
はるにはあなたの存在を認める大人がいます。
あなたとの関わりを大切にしたいと思う大学生がいます。あなたがこれから学ぶことをいま学んでいる生徒がいます。あなたとはちょっと違う歩みをしている生徒がいます。
無理に関わることはしなくてもいい。でも、はるでの学びを通じて、その多様さを感じて欲しい。そうすることで「自分は自分でいいんだ」「あいつはあいつでいいんだ」と思えるようになって欲しい。将来につながる深い学びはそこから始まります。
私たちの仕事は、そのための学びと育ちの伴走者となることであり、自分たちも学ぶ主体として共に学ぶことであり、学びが促進される場を子どもたちと共に作っていくことです。
スタッフ一同、皆さんと学び合う日が来ることを楽しみにしています。
室蘭工業大学卒。
大学を留年した挙句、卒業後もフリーターとして3年間ふらふらとした生活をしてきたが、26歳くらいで「さすがにこのままではマズイ!」と思い、行政書士の資格を取る。資格を生かしたいと思い、社会保険労務士事務所で働くが、事務職が全く向いておらず、書類もまともに書けなかったため、1年で半ば逃げるように退職。教育には全く興味なかったにも関わらず、つきたい職もなかったため、ある大手個別指導塾に就職し教室長として勤務。そこで子どもたちの成長をみていくことにやりがいを感じ、「これが天職だ!」と思うようになった。5年間務めたが、生徒募集がうまくいかず、大手の方針にもうまく適応できず、ここでも半ば挫折した気持ちで退職。組織の中で生きていくことの困難さを感じ、独立を決意。2012年に「個別学習塾はる」を設立。また、2012年から2015年まで、学習塾を運営しながら、フリースクールの非常勤職員として働き、不登校や発達障がいの子どもたちのサポートをしてきた。2015年11月にNPO法人化、2017年3月に「放課後等デイサービスえりく」を、2018年8月に「放課後等デイサービスえりく2」を設立。現在に至る。
「どんなつまずきや困難があっても子どもたちは成長し、幸せに生きていくための力を持っている!」そう思い、教育や福祉で社会に貢献する強くてしなやかな組織をつくり、より多くのお子様の成長に貢献することを目指して日々実践している。
はるで働き、子ども達と関わっていく中で、僕たちスタッフが子どもを育てるという事が、実は子どもからそれ以上にたくさんの育ちを受けているという事に気づきました。どちらか片方だけが、独立して育つということではなく、子どもと子ども同士の関係も、大人と子どもの関係も、親と子の関係もお互いが影響しあって育まれていくものだと思います。
つまり、「育てること」とは「育てられること」でもあり、お互いに影響を及ぼし合った「育ちあい」こそが教育においてより本質的なことではないかと考えています。
さて、私たちの塾は、前提に「多様性」を置いています。学びの場は異学年で構成され、学ぶ内容も学ぶペースもそれぞれ違う。得意なこともそれぞれ違う。みんな違っていて当たり前という「違い」がベースにあるから、自分が自分らしく安心して学べ、助け合いや教え合いが生まれます。ある場所では個別指導を受けていて、また、ある場所では子ども達同士で問題の出し合いをしているのはよく見られる光景です。こうした環境の中で、子ども達は、子ども達から影響を受け、また影響を与え成長していきます。大学生スタッフとも、大人のスタッフとも同様です。このような、多様な人との相互作用を通じて、「自分が自分らしく学んでいく」土壌が育まれる。そして、それが将来の自己実現へのパワーへとつながっていきます。僕たちは、将来、自分のペースで、確実に一歩一歩学んでいく力を身につけられるよう、子ども達と関わり、安心して学べる場を作っていきます。また、私たちの塾は、大学生スタッフも育つ主体です。それは、彼らが将来、社会に出た後に共に教育をより良くしていく同志であると考えているからです。子ども達に教え、教えられ、子ども達を育て、育てられるという経験を通じて学校とは別に成長できる場所であってほしい。そういう、子ども同士の育ちあいが生まれ、スタッフと子ども同士でも育ちあう関係が生まれる、塾に関わるみんなが成長できる場を作っていきたいと考えております。
〒064-0916
札幌市中央区南16条西5丁目3-13
住地ビル2F 右側
Tel. 011-206-7659 Fax. 011-206-7685
Mail. kasaryo@haru-edu.jp